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2007年07月04日

シカゴでのスパーリング

シカゴ市の青少年プログラムのボクシング教室に参加中。
公民館みたいなところだが、リングもある。
ただし、。。。。。。日本の規準でいけば。。。怖い、汚い、黒人だらけと3Kだ(笑)
簡単に言うと、強盗したり、ドラッグ売ったりしないように、スポーツしましょうというプログラム。

地元の子がスパーリングをするようになったので、参加し始めた。が、スパーリングというよりは、ファイト・クラブだ。そもそも、トレーナーも大したことは教えない。ディフェンスは全く教えない。だから、簡単に言うと殴り合い。こっちがパンチを打っても、ガードする代わりにパンチを打ち返すという感じ。

ついでにいうと、ガラの良い地域ではないので、彼らは殴られることなど少しも怖がらない。体に傷跡が無い子のほうが少ないくらいだから。というわけで、臆病な僕にはドキドキである。

黒人のティーンエージャーと言えば、人類で最も危険な種類と言ってもいい人たちなので、なんとか生き延びているだけでも自分を褒めることにしよう。

仲良くなったし、いい連中だけど、やっぱり怖いよ。ほんとに。。。

ビデオ2戦目
リーチの差に苦戦した。対格差を考えれば押していけたから、まぁ良かったかな。
ボディが効いたみたいで、終わってから痛い痛いって言ってました。

ビデオ3戦目

この子は全身筋肉小僧。スポーツマンとしては完璧な体型をしている。
小さいけど、硬くて重くて速い。あと、怖がらない。僕のパンチが当たっていないわけではなくて、口の中も血が出ているし、鼻も赤くなっているんだけど、いっこうにうろたえない。やっぱりたくましい。
2ラウンド目にタイマーが故障して、ゴングがならなかった。僕は平気だったけど、黒人の子たちは持久力が全然ない。というかペース配分というものがない。

本気で殴りっぷりがハンパじゃないので、そろそろ引退を検討中。。。だって、彼らはボディーを知らないから頭ばっかり打たれるんだもの。(--〆)
脳細胞が減ったら、仕事にならん。

 

2006年08月19日

1年ぶりの対戦映像

先日の練習での映像です。
けっこう終わりの方に近いラウンドで疲れが出ています。ヘッドギアをしていないのは、視界の問題と重さの問題と緊張感の問題から。
スパーリングの途中
両者共に相手の打ち終わりでの反撃を模索しています。特にコーチはリーチで圧倒的に不利なので、タイミングとスピードで迫ります。
僕の課題としては、フットワーク、ジャブの数、右パンチといったところでしょうか?左はフックを入れてもいいけど、右はスイングじゃなくてストレートで打つべきですね。それと相手の攻撃中にもジャブを打てるようにならないと、攻守がはっきりしすぎるかも。
あまりかっこ良くは無いですけど、1年ブランク空けてコーチと対戦した割には、まずまず動けたんじゃないかと思います。これで、次が一週間くらいであれば良いのですが。。。

2005年07月08日

人は一度にどれだけのパンチを打てるか?

今日はコーチと練習。

一通りウェイトをしてからボクシング。
対面シャドーでもけっこう腹に当ててきました。さすがに速い。

で、実戦での欠点を洗い出すために最初からフリーで打ち合いながらやってみました。
ガードの位置とか間合いの問題とか色々あります。
欠点の一つは一発いいのが入るとそこで終えてしまうこと。
技術的に面白いのがうまくいくとそこで満足してしまうんで、ボクシングとしては良くないと。しっかりそこからラッシュをかけるように指導を受けました。
どうしてもカウンターやクリーンヒットがあると、「ごめん、痛かった?大丈夫??」って聞いてしまうところがあって、殴り合いには向かない性格なんですよね。(^^ゞ

あとは防戦に備えてクリンチの練習もすることにしました。
で、たくさん打ち込まれているときに打ち返すのではなくクリンチに逃げる練習をすることに。
で、相手が打ってこないってわかっていたらどれくらいパンチって打てるんでしょうね。クリンチで入られないために、低いパンチ、アッパー、ボディーアッパーを中心に打ってみました。(ジャブ、ストレートならあっというまにダッキングされて入られてしまうため。。。)
クリンチ
これだけ無呼吸でパンチ打ち続けたら死ぬほど苦しかった。。。。。。
(>_<)

実戦モードに少しずつ近づけてスパーリングしてもらいましたが、やっぱりコーチは手強くて大変でした。今日は1Rが本当に長く感じた。クリンチの練習以外は9Rをかなりマジメにやったので相当疲れました。インターバルを5,6分は休んでいたかも。
多分二人とも2,3kgは痩せたんじゃないかなぁ。。。。

2005年06月09日

ビデオ特集

ここ1ヶ月ほどの動きの良くなったところのビデオを集めてみました。
過去に掲載したのと別アングルで同じシーンもあります。

ダッキング1比較的きれいによけている。よけた瞬間に攻撃に転じればなお良いのだが、そこまで考えまわらず。。。。

ダッキング2よけた時にとりあえず打ってみましたという感じ。でも2回連続でできている。左を打ったほうがもっと良いと思う&頭を下げたまま打っているので手打ちになっている。

ダッキング35月13日のボクシング日記: 自分の中ではすごく嬉しい上達映像の別アングル。よけてすぐに反撃はOK。できれば、もう一歩踏み込んで左で打てれば良いかなぁ。

ダッキング4相手の右フックを避けた例。避けるのに必死になっているけど、速くてまっすぐに近いのをよく避けたなという感じ。

ダッキング5今度はコーチが避けたところ。完全に空振りになって、相手に背中をみせるほど回ってしまっている。

ダッキング6またコーチがヒラヒラよけているところ。こういう時はジャブで攻撃した方が良いなぁと反省。それでも10秒くらいのところで右フック命中しています。どうも僕はまっすぐ系のパンチが苦手です。

被弾7左アッパーを避けられて右オーバースローを被弾しているところ。フックやアッパーは距離が縮むし、軌道が遠い分遅くなるので相打ちでよく打ち負ける。しかも、ガードがなくなるのでよろしくない。それにしてもオーバースローは痛い。


被弾8同じく左ボディーを打ちに行くところをカウンターでもらっている。過去の被弾もほとんど全部がこのパターン。ボディーやフックを打ちに行く時に反対の手のガードが下がるクセがある。またフック系の軌道が遠回りしすぎてスピードでまける。

被弾9左ガードが下がっていて被弾。スピードの差が大きい。。。

ダッキング10ダッキングした時に打ってみました。とりあえず打っただけという感じ。結局しゃがんだ時にもう足を動かせなくなっているので、位置の修正がまったく出来ていない。脚が悪いこともあって、しゃがむので精一杯になっている。それもあって、連続してかわすウィービングのような動作はほとんどできない。

one-two-Bodyこれも以前と同じものの別アングル。ワンツーを相手の顔に集めて、注意を上にそらしてボディー。反撃がなくて良かった。打ち終わりの右手の位置に注目。左ボディーを打つときに右手がガードをせずに下がっている。右拳を顔の近くに置いたまま左のショットが打てるようにならないといけない。
演技で倒れたけど、痛かったと言っていました。

2005年06月03日

打ち合うぞー!!

今日は練習の後に予定があるので早く切り上げよう!

コーチとウェイトから。。。ベンチプレスでコーチのフォームを矯正する。力はあるのだが、入れる方向の調整力が弱いために真上に上がらない傾向があるため、軽いウェイトから正しいフォームを意識するようにアドバイスしました。順調に良くなっています。

通常はインクラインベンチプレスをするところをダンベルで鍛えることにしました。左右の腕をフリーに動かすことによって、調整力を含めて、使える筋肉にするためです。状態の角度を傾斜している状態と直立している状態と両方をやり、前腕を垂直に保持、ダンベルを水平に保持することを意識することで伸展側だけでなく屈曲側の筋肉も同時に鍛えます。

さらにダンベルついでに、側腹筋を鍛えたり、僧帽筋や三角筋にも刺激を与えます。フリーウェイトで制限の少ない状態で動かすことでインナーマッスルも含めて、真に役立つ筋肉を目指します。

ボクシングは対面シャドーを2R、ジャブなどのセット練習を少しやっただけで、すぐにフリー練習にしました。

最近は紳士協定も無事守られているし、僕が上達したことでフリー練習も面白くなってきました。僕の最近のコンセプトは顔だけ守るというものです。もちろん、ボディーは危険なのですが腹筋も鍛えられたので、急所さえ守ればボディーを打たれることは怖くなくなりました。そもそも最初にボディーで痛い目にあったので、守りすぎていた部分があったように思います。今ではわざとボディーの打ち合いをするまでに成長しました。
ボディー打合い動画
こんなのを12分1Rでやってしまいました。もちろんボディしか打たなければガードされてしまいますから、相手のガードを散らすために顔を打ちますが、そこは紳士協定で頭は強く打たないでボディを打ち合いました。急所をしっかり守れば、大丈夫になりました。

いつもとそんなに変わってはいないと思うのですが、ベンチプレスなどで腕の筋肉、肩の筋肉の強化が実ったのか、自分の腕の動きも速くなり、攻守共に充実してきたように思います。またフットワークも少し軽くなってきました。おかげで大変楽しくできるようになりました。ビデオで振り返って見ても、以前に比べて見られる姿になってきました。
僕は相手の攻撃にリターンを返すのが好きなようです。ローリスクで打てる瞬間だからでしょう。そのかわりダブルとかでもらうと当たっちゃいますが。。。
オーバースロー動画
これがコーチのオーバースローです。自分で言うのも難ですが、リターンで打つパンチも速くなったと思います。身体の動きも良くなったおかげで、コーチの殺人パンチをもらわずに済んでます。このコーチのオーバースローは速過ぎて画像でも消えかかっています。もらわなく良かった。

今日は練習少なめでフリー6R(ただし、そのうち1つは12分)

給水量1500cc
練習前の体重66.8kg
練習後の体重65.8kg

2005年05月13日

自分の中ではすごく嬉しい上達

本日はコーチの都合もあって、練習は早くスタート早く終了ということに。。。
その連絡が来たのが前日夜だったために、就寝時刻はいつもどおりになってしまい、睡眠不足。。。
眠いし寒いしなんてグチをいいながら練習に向かう。

時間は短いけれどしっかり鍛えるってことでベンチプレスも頑張りました。70をやったあとでも80を自力で上げられたし、進化している感じあり。前回軽くして休息を取らせた成果もあるかもしれない。コーチは100をあげそうな勢いだ。さらにインクラインのプレスも通常より10kg多く60で行った。インクラインで鍛える大胸筋の上の筋肉は綺麗にそろっていて、襟元にミニ腹筋がいるような感じ。
背筋腹筋もふつうにこなして、最近こっている上腕二頭筋をカールで鍛える。気がつけば、ちょっと腕周りのトレーニングをたくさんしすぎてしまい、ボクシングへの影響が心配。。。。。

時間が短いこともあり、シャドー、ジャブ、ワンツーとやってからは、フリーのスパーリングの合間にアッパーの練習をいれる形で進行。

自分の中の課題として、今までのビデオを見て、重心の位置に改善の要を見出していたので、今日は常に爪先立ちを意識して練習した。右足だけでなく左足も常に爪先立ちをするためには、体の重心を前に持っていく必要があり、結果として前傾やアゴを引くことができるからだ。これが功を奏した。猫背に近く前に体重を持っていくことで力を抜くだけで上半身を沈められるようになったためにダッキングの動きが良くなって、コーチの左フックを沈んでよけられるようになった。



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プロの試合やコーチの動きを見て、一番やりたかったのがコレなので、まだすごくかっこ悪いけど、役割練習じゃなくてフリーでやっている時にコレができたのがすごく嬉しい。コーチは非常にフックを多用する人で、今まで散々苦汁を飲まされてきました。最近になって、フックをガードしつつ反対の腕でストレートかフックを打ち込むという対策を編み出したのですが、間合い、ステップの問題から有効打になりにくいことと、コーチの得意技に左右フックの連射があり、ガードで行くとこれには対処できない、どころか下手をすると二発目の足がかりにこっちのガードを使われてしまい破壊力を増すことになりかねないため、なんとしてもガードではなくよける動きをマスターしたかったのです。パンチをガードされても大したことはありませんが、よけられると打つほうはバランスが崩れるし、疲れます。特にフックをよけた場合、相手の裏側に入る形になり、相手の攻撃を受ける心配なくこちらは攻撃できるポジションに入るのでものすごく有利です。
スウェーバックと違い重心を後ろに動かさずによけられるディフェンスは攻撃態勢を崩さずに守れるので非常に役立ちます。今回のも気持ちとしては前に倒れる感じで力を抜いて沈むことができました。今後はさらに下半身を有効利用することや反攻へのタイムラグを減らすこと、さらには沈んだ後前進して打てるようになることを目指して頑張ります。

今日の反省:
Eriyaのワンポイントレッスン: NO.17 ダブルジャブ
コーチが自分のBlogで解説している、ダブルジャブを面白いように当てられてしまいました。
(>_<)
パンチを見切れるようになった分だけよけいにもらってしまったようです。一発目をよけた瞬間に安心しちゃうんですね。よけるだけじゃなくて、しっかりガードすることと一つの動作の完了で気を抜かないことを肝に銘じたいと思います。


おまけ:コーチにボディを入れるのに成功!。少し余興も入って倒れていると思うし、練習じゃなくて試合とかなら我慢して倒れなかったとは思うけど、十分効いたよ!って言われました。(^_^)
頭に連打してガードを上げさせておいてボディにスコン!と入りました。たいした強いパンチじゃなくても場所とタイミングが合うとものすごく痛いんですよね。ボディは。


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今日の練習前の体重
67.0kg
今日の練習後の体重
64.6kg
本日の給水量
0ml
(水持ってくるの忘れた。)

2005年04月20日

フックの復習

ひさしぶりにロープをしました。左足に力が入らないので、かなりぎこちないが、なんとか1R飛べました。

今日はグループレッスンでフックを復習しました。
肩で打つことの説明だったのですが、どうも難しいようです。僕は肩を使うことは覚えてきたのですが、上腕に力が入りすぎていたことがわかりました。
肩は肩で風を切るような動き、肩関節、ヒジ関節はロックせずにできるだけフリーで、上腕は脱力、前腕は長手方向に平行移動するような感じ、です。今までは上腕に力が入っていて、ヒジ関節も固くなっていたような気がします。うまい例えが見つかりませんが、ダーツを投げる時のダーツの矢が前腕になったような感じです。あるいはビリヤードのキューが前腕。どちらの時も手首は力をいれずに平行運動を妨げないようにしますよね。フックの時のヒジ関節もそんなかんじです。
この脱力を覚えたことで、ダブルとかの速度がずっと速く打てる気がします。まだ肩回転と脱力を同時にきちんとできませんが、練習すれば何とかなりそうです。
フックを3連打、3発目は踏み込んで振りぬく、という練習をしました。3連打はいいとして、先生の号令が速すぎて3連打の後に元の場所に戻ることが困難でしたが。。。もう少し反省して考える時間も欲しいです。。。

他はワンツーの練習の時に、相手の隙に打ち込めという話が出ました。ともすると相手の顔じゃなくて相手のガードを打つ練習になってしまったりしちゃうんですよね。

その後1人でウェイトトレーニングをしてから、またちょっと打ち込んでもらう練習に。
A女史の猛烈な連打も無事受け止め、今日はパンチンググローブでやられたのでそれはもう速いパンチでしたが、生き延びました。我ながらよく守りましたの画像です。

もういいかげん打たずに守るのは苦しいので、手を伸ばすだけのパンチは使いました。ごめんなさい。

K女史の攻撃も以前よりずっと激しくなりました。あと一歩踏み込まれたら危ないところでした。

もう一方の生徒さんとも1分1Rと3分1R練習しました。前回ちょっとカウンター気味に入れてしまったので、今回は気をつけてあまり速く打たないようにしたのですが、当てないように打つと調子が狂ってぎこちなくなってしまいました。先生やコーチなら遠慮なく打ってしまうのでしょうけど、やっぱりその方が練習にもなるからいいのかなぁ。。。でも、打っちゃうとけっこう破壊力あるからちょっとまずいような。。。
相手のワンツーにフックを合わせた画像です。

今日の練習後の体重
63.00kg
給水量
500ml

2005年03月10日

ビデオで見るカウンター

先週の頭蓋骨がねじれ取れるほど痛かったパンチのビデオが届きましたので公開します。大分疲れてきているラウンドなこともあって、思いっきり素人みたいにKOされてかっこ悪いんですが、(っていうか素人なんですけど)
敗因1:ガードが下がっている。スタミナ不足だなぁ。。。
敗因2:フットワークが甘い。これは能力的にかなり劣っていると思う。
敗因3:パンチが遅い。トレーニングが足りないなぁ。
敗因4:パンチの軌道が遠回りしすぎ。すぐに直せるのはこれくらいかな。
動きが良くてステップが取れていて、なおかつパンチも速かったら逆にカウンターが決まっていたかもしれないんだけど。。。
それでも、打たれる前に少しでも回避できていただけ成長したかなぁ。以前だったら顔の真正面にもらっていたと思う。

それにしても練習を全部マルチアングルで映像記録しているなんて素晴らしい!!
プロより贅沢かも。