« エマニュエル アウグストゥス | メイン | ボクシングはスポーツそれとも? »

体力強化と維持

日本代表の体力不足、厳しく指摘…ジーコ監督一問一答 : ニュース : ワールドカップ2006 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

格闘技ではないけれど、面白い部分を見つけたので紹介します。
引用
ジーコ発言
――技術はかなりのところまできているが、力をコンスタントに出せなかった。体力的なベースがないからだ。日本全体が、若いうちから筋力を鍛える必要があることに目を向けなくてはいけない。私は、今でも中沢(横浜M)や宮本(G大阪)にボールを取られない自信がある。16歳から筋肉トレーニングをしてきたからだ。
引用終わり

ジーコって何歳でしたっけ?50歳超ですよね。
でも、この話も本当かも?と思える。それはブラジルの体力を見ているから。
先月から3週間ほどブラジルに滞在したが、そこで見た肉体はほれぼれするものばかりだった。富裕層においては、先進国と同様の体型の人も多いが、(それでも肥満は少ない)中流以下の人はほとんどがスポーツ選手のような体格をしている。おそらく体脂肪率はほどんどの人が1桁だろう。
それで子供は炎天下でサッカーをしているし、大人もスーツを着ているような一部を除けばほとんどが格闘技選手みたいに筋肉丸出しの体をしていた。簡単に言うとブルースリーみたいなのが、普通にゴロゴロ転がっている国であった。ドラムのリズムに合わせてストリートで格闘技風の踊りをしている集団(これはカポエイラという格闘技らしい)なんてのもいたが、片手逆立ちで連続ジャンプなんてパフォーマンスをできる人間が複数いて、観客もそれに驚かない始末。やはりベースの体力が違う。
女性も女性でとても魅力的なのだが、胸、尻などの女性ホルモンによって発育するところを除けば、余計な脂肪はほとんどない。
都会でも十分驚きだが、特に田舎に行けば、ほぼ全員が鍛え抜かれた体をしている。これは統計にも出ているのだが、ブラジルでは圧倒的人口が栄養価不足の環境にある。つまり、脂肪をつけられるほど食べていないのだ。しかし、肉体労働や日々の移動に伴う運動、さらにはサッカーやダンスへの熱狂などで筋肉は育ち、それを達成できなかったものは生き残れない。
そんな厳しい国でさらにZico(やせっぽち)のニックネームをもらったようなジーコは、ほんとうに厳しいトレーニングをしてきたことだろう。

というわけで、ブラジルから帰ってきてからは思い出したように体を鍛えています。年齢を言い訳にはしたくないですからね。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fumicat.com/mt/mt-tb.cgi/314

コメントを投稿




きょうのカウンタ
きのうのカウンタ
ページカウンタ