エマニュエル アウグストゥス
ESPNでは毎週水曜日にボクシングの試合を(他の日もやってるけど)やっている。表題の人物は、(音としてはマニュエル ガステスとしか聞こえないが、)黒人のボクサーで、試合中に踊る、おどける、ほとんど酔拳の世界である。それでも勝つから強いんだが。。。
相手がそういうスタイルだったらどうしよう?アクションをする暇を与えないようにたたみかけることが大事だろうか?相手のペースに乗らないことは大切だ。
さて、今日は他にもクルーザー級の試合もあったが、黒人だと重量級でも嘘みたいに速い選手がいる。でもやっぱり、重量級は一発があるから、速さだけじゃ勝てない。
不思議だったのが4回戦のカード。片や元USチーム12勝0敗、片や3戦2敗。どうしてこんなマッチメークがあるんだろう?勝敗の数以前に、負けたほうは。。。プロボクサーというよりは、ちょっと運動が苦手なお兄さんくらいの動きだった。本人の希望なのか、かませ犬なのかしらないが、あまりに実力の差がありすぎる対戦だった。
メインはホセ ナバーロだったが、日本での二回連続の判定負けはアメリカではかなり不平と共に報じられていた。そりゃそうだ。ホームタウンディシジョンだったから。でもしょうがないよね。お金がなかったんだから。ナバーロはもっと英語が上手だったらもっと人気者になれるんだろうけど。。。
ナバーロの対戦相手はかなり不利と見られていたが、オーバースローのパンチをけっこう当てていた。名バーロほどのテクニシャンでさえ、あんなにもらっちゃうんだから、やっぱりオーバースローは意表を衝くパンチとして有効なんだろう。さて、そのナバーロは判定で勝ったものの、あれだけ優勢でも最後まで相手のパンチをもらうこともあったわけで、やっぱり敵地で世界戦を勝つにはまだ破壊力不足という感じ。