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接近戦

先週末に古傷の膝をまた壊してしまって、昨日まで歩くこともできなかった。今日はサポーターとテーピングでなんとかヨチヨチ状態。そのため、通常の練習はできないため、今日は接近戦の練習でフットワークは無しにした。
相手の正面にボディーを叩き込むために、体を入れ替えてのボディーなども習ったのだが、それはちょっとフットワークが必要なので形だけであとはひたすら接近戦。
頭を押し付けたような状態での押し合いはなかなか体力も使い、ものすごく疲れる。最初はヘッドギアを着けていたが視界が狭く、相手の攻撃を見て守る練習に邪魔なので、お互い頭は強く打たないという取り決めの下、ヘッドギア無しで練習した。(おかげでバッティングで唇は切ったけど)
力があり、気力があるうちは接近戦でもけっこうガードできることがわかってきた。特に僕の場合は、ラッシュされると怖くて目をつぶってしまう、頭を抱えてしまうことが多いので、まずは相手の攻撃にさらされる状況になれることと恐怖感の克服が大きな課題で、怖くて怖くて仕方がないが逃げずに向き合うようにがんばってみた。あとは手数だ。相手の攻撃にすかさず反撃すること、しっかり守ることを継続できるのは気力と筋力があればこそ、なのでとにかくスタミナが必要。
特に守らなければいけないのはボディー。胃袋、みぞおち、レバー、キドニーは打たれたらおしまいだから必ず守らなければならない。特に胃袋右半分とレバーは一発で沈むから絶対に絶対に打たれるわけにいかない。コーチはフェイントをかけて狙ってくるから、ほんとに苦労する。僕は弱点が前と背中と2箇所あるので守るのも苦労する。対するコーチは前は鋼鉄のボディーなので後ろだけが弱点。普段もさんざん痛い目にあわされているし、今日もトリックプレーで数発くらっているので、なんとしても復讐するべく、新技”コマ回し”を発明してしまった。コーチが右を出した時に左フックでその右手を払う、あるいは相手の顔、肩を左フックで払い、相手を半身に回して、弱点の右背面のレバーを打てる距離に呼び寄せて左ボディーを叩き込む!という具合。フットワークがない分を筋力と体重で補う作戦。さすがに数回やったら対策をとられてしまったが、少なくとも一発はクリーンヒットを命中させられた。練習を初めて半年余り、初めてコーチが苦悶する顔を拝めてちょっと嬉しかったかも。(いや、かなり嬉しい?)
ちなみに本来は相手の背中を打つためにはフットワークで回るのが正しいようです。先週のビデオを見て、コーチにボディーを入れられたところを見て研究しました。


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