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左ボディーに左フック

今日は縄跳び1ラウンドがあった。
予想通り、過酷だった。先生に、「このボクシングスクールで縄跳びほど僕を苦しめる課題はありません。」と言ったら、「ぼくらは縄跳びでは脈拍もあがらないけどねぇ。」なんて笑われた。縄跳びをして脈拍が上がらないくらいになれば、ボクシングが下手でも相手のパンチをずっと避けていられるだろう。

今日は人数が少なかった。
生徒2人(私+女性1名)、先生とコーチで4人だ。
たぶん、そのためだと思うが先生がプロテクターを着けて、そこにボディとフックを打ち込むことになった。
身体を左に大きくひねって、左ボディーを一発、そこから一度戻してミットめがけて左フックと打つわけだが、連発というだけのスピードを出すのは大変だ。
いつもと違って、コーチが打つのも見られたので、大変勉強になった。左ダブルで2発打つ間に、当然戻しが入る(戻らずに打てば手打ちになる)のだが、そのスピードが桁違いに速い。よほど凝視していないと肩がひねって戻っているのが見えないくらいだ。
先生から速く身体をひねるためには、打つ手を考えるのではなく、背中を回す、反対側の腕を引くことを考えろというアドバイスがあった。 しかし、実際には我々(生徒)の問題は打つ速さよりも打った手を戻す速さである。コーチの動きをずっと見ていたら、左ボディーからの戻しの時に右腕はたたんだままなのだが、ヒジだけは動いていることを発見。つまり、通常右のパンチを打つときは、肩関節展開、ヒジ関節展開なのだが、この時は肩関節展開(と言ってもちょっと)、ヒジ関節は閉じたまま(手首と肩の位置関係変わらず)なのだ。どうもこの動きがすばやい体のひねりに効いているようだ。
人数が少ない日はグループレッスンでも実質プライベートレッスンと変わらないのでお得だ。今日も疲れてしまうほど、打ち込めた。

来週の月曜日は、ゴールドジムが夕方開館の日なので、プライベートレッスンはお休みとなった。残念。そうすると次はまた水曜日か。コーチに相談したら、来週の月曜のレッスン分、金曜にやることになった。めでたしめでたし。


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