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2006年05月18日

エマニュエル アウグストゥス

ESPNでは毎週水曜日にボクシングの試合を(他の日もやってるけど)やっている。表題の人物は、(音としてはマニュエル ガステスとしか聞こえないが、)黒人のボクサーで、試合中に踊る、おどける、ほとんど酔拳の世界である。それでも勝つから強いんだが。。。

相手がそういうスタイルだったらどうしよう?アクションをする暇を与えないようにたたみかけることが大事だろうか?相手のペースに乗らないことは大切だ。

さて、今日は他にもクルーザー級の試合もあったが、黒人だと重量級でも嘘みたいに速い選手がいる。でもやっぱり、重量級は一発があるから、速さだけじゃ勝てない。

不思議だったのが4回戦のカード。片や元USチーム12勝0敗、片や3戦2敗。どうしてこんなマッチメークがあるんだろう?勝敗の数以前に、負けたほうは。。。プロボクサーというよりは、ちょっと運動が苦手なお兄さんくらいの動きだった。本人の希望なのか、かませ犬なのかしらないが、あまりに実力の差がありすぎる対戦だった。

メインはホセ ナバーロだったが、日本での二回連続の判定負けはアメリカではかなり不平と共に報じられていた。そりゃそうだ。ホームタウンディシジョンだったから。でもしょうがないよね。お金がなかったんだから。ナバーロはもっと英語が上手だったらもっと人気者になれるんだろうけど。。。
ナバーロの対戦相手はかなり不利と見られていたが、オーバースローのパンチをけっこう当てていた。名バーロほどのテクニシャンでさえ、あんなにもらっちゃうんだから、やっぱりオーバースローは意表を衝くパンチとして有効なんだろう。さて、そのナバーロは判定で勝ったものの、あれだけ優勢でも最後まで相手のパンチをもらうこともあったわけで、やっぱり敵地で世界戦を勝つにはまだ破壊力不足という感じ。

2006年05月17日

モチベーション

Sankei Web スポーツ 40歳西沢が勝利 プロボクシング10回戦(05/17 00:28)

西沢さんはどうやってモチベーションをキープしているんでしょう?引退を迫られている崖っぷち感からでしょうか?ボクシングが好きで好きでしかたないんでしょうねー。

2006年05月07日

デラホーヤ復帰戦を飾る

SI.com - De La Hoya KOs Mayorga in triumphant ring return

デラホーヤが20ヶ月ぶりの試合で復帰。6RにTKOで勝利したようです。(ペイパービューだったから見てないんですが。。。)
SIの記事に寄れば1R1分でダウンを奪い、ほぼ完勝に近い様子。たしかに最近の彼は引き締まって若返ったような感じでしたし、キャリアと体調を考えれば強すぎるほど強くておかしくない。唯一心配されたのがメンタル面だったが、これは上手にコントロールされていたらしい。記事によると、あえてヒール(悪役)を復帰戦に選んだのも計算どおりらしい。対戦相手のマヨーガは完全な悪童タイプ。試合前には散々暴言を吐き、オスカーの妻や子供、家族まで中傷した、それに対する怒りで試合に至るまでのモチベーションをキープできたんだとか。そういう意味では、完全なセットアップと言える。このへんもプロモーターやスタッフの腕の見せ所であるわけだ。
オスカーが生涯ただ一度のダウン(被KOとかではなくて、ダウンが一度だけ)をしたホプキンスとの試合を見た僕は、猛烈に悔しがる彼の顔を見て、きっと復帰してくれると信じていました。もういい加減休ませてもあげたいが、もっとたくさん試合をして欲しいと思わずにはいられません。もう完全に引退準備に入っているようなので、残りの試合は是非見たいものです。